継続企業の前提に関する疑義(GC注記)とは

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ボロ株を売買する際に、気をつけないといけないのが、「継続企業の前提に関する疑義」という注記(GC注記:going concern注記)だ。

 

これは長期間にわたり経営状態が悪化し、倒産するリスクがあるよと言う情報で、これが出た銘柄は、ダメ銘柄になる。

 

買う人が減るので株価はジワジワと下がっていき、どこまで下がるかは分からない。

 

継続企業の前提に関する疑義というのは、二期連続で営業赤字になった場合で、簡単に言うと、2年連続で、本業で利益が出なかったってことだ。

 

メーカーなら、モノを作って売る。

 

サービス業なら、顧客を集めてサービスを提供する。

 

これが本業の利益って事だけれど、これが赤字では、企業は成り立たない。

 

なので二期連続で営業赤字が出たら、株式を市場に上表している企業の株には、「この企業は、本業がうまくいっていないから、そのうち倒産するかも知れないよ」という風に、書いておくというわけだ。

 

もちろん、赤字と言っても、災害や予想外の事件によって、大きな損害を被ることもある。

 

リストラによる退職金増額などで、二期連続赤字になることもある。

 

しかしこういう場合は「特別損失」といって、継続企業の前提に関する疑義にはならない。

 

また二期連続で営業赤字でも、それを解消出来るめどが立っているなら、疑義が記載されないことだってある。

 



継続企業の前提に関する疑義が取れるとどうなる?

継続企業の前提に関する疑義(GC注記)とは、「一年以内に破綻するかも」ってことで、株を買う人に注意を促す記述だ。

 

この株を買っても良いけど、倒産したり上場廃止のリスクがあるよ、と言うことが書かれているのだ。

 

なぜこんな記述があるのかというと、個々の投資家が企業の経営状態を直接チェックすることができないからだ。

 

日本の上場企業は6,000社もあるが、全ての上場企業の経営状況を、誰かがチェックするわけにも行かない。

 

そこで個々の企業の決算発表時に、監査会社がこういうリスク情報をつける。

 

というのも、たとえ二期連続営業赤字でも、それがなぜなのかは、外部からは分からない。

 

たとえばそれが売り上げが急減したり、継続的に営業赤字が出る状態になったのか、それとも一時的な問題で赤字になってるだけで、すぐに解消される様なモノかは、よく分からない。

 

そこで倒産リスク、上場廃止リスクを勘案して、この継続企業の前提に関する疑義が注記されるわけだ。

 

そして超々低位株であるボロ株には、たいていこの継続企業の前提に関する疑義がついている。

 

もちろんだからといって、すぐ倒産するかどうかは別の話だ。

 

同業他社に吸収合併されるかも知れないし、別の企業がビジネスパートナーになったり、社長が交代して経営が上向くこともある。

 

リストラなどで固定費を削れば、倒産も上場廃止にならずに済む場合もある。

 

そうして継続企業の前提に関する疑義が解消するという期待が、ボロ株の株価を押し上げる。

 

そして疑義を解消するために発表される様々なIRで、株価が騰がったり下がったりする。

 

まあそれでも、なかなか騰がらないのが、ボロ株のボロ株たる由縁なんだけどね。

 


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