時価総額と株式投資・投資信託記事一覧

時価総額(じかそうがく)とは、現在の株価×発行済み株式数という計算式で算出した、「企業の現在価値」のことだ。企業の価値を数値化するには、いろんな方法があるだろうけれど、ある企業を丸ごと買い取るのに必要な金額が時価総額だ。つまり時価総額とは、現時点での企業の値段という事になる。もちろん、株価自体は毎日変動するから、時価総額自体は、毎日変化するのだが、時価総額の長期的な変化は、企業の勢いや成長を表す。...

時価総額とは、現時点の株価に発行済み株式数を掛けたもので、企業の「現在価値」を表す指標である。その企業を丸ごと買収する際に必要なお金という意味で、「時価総額=企業の値段」という見方もある。実際に企業を買収する場合は、発行済みの株式の過半数を買い集めれば良いので、時価総額そのままのお金が必要だというわけではない。が、時価総額が大きな企業を買収するには、それだけたくさんの資金が必要だし、時価総額が小さ...

投資ファンドとは、資金を集めて運用する投資集団や投資信託のことを言う。投資集団としての投資ファンドでは、阪神電鉄を買収しようとした「村上ファンド」などが有名だ。これは投資先を特定しないでお金を募集するファンドで、「あんたに任せた」と丸投げするファンドだ。資産家が集まってファンドマネージャーを雇い、そのファンドマネージャーが膨大な資金を運用して、大もうけを狙うという感じの投資ファンドになる。一方、銀...

特定の企業の株式を、5%以上保有している場合、大量保有報告書を提出しないといけない。さらに1%以上変化があった場合も、その都度、報告書を提出せねばならない。こういう報告書をいちいち出すのは、結構面倒な話である。そのため、投資会社や投資ファンドでは、大量報告書を出さないで済むように、発行済み株式数の5%未満を上限に設定して売買していることも多いらしい。となると、こういう投資ファンドで扱われる株や銘柄...

株を分類する方法には色々あるが、良く言われるのが、大型株・中型株・小型株という分類だ。何を持って大型株というのかは、なかなか難しい話であるが、東証では時価総額と流動性を勘案して、大型株・中型株・小型株と分類している。TOPIX100に選定されているのが大型株で、さらにCore30とLarge70に分かれている。TOPIX Mid400に選定されている400社が中型株で、それ以外のモノをTOPIX ...