ボロ株の注目業種は、不動産とバイオ関連
更新日:
ボロ株・超々低位株にも、色んな業種のボロ株がある。
目立つのは、不動産関連、飲食店チェーン、中古車関連、そしてバイオベンチャーだ。
この中で、たまに吹き上がるのが、不動産関連銘柄と、バイオベンチャー銘柄だ。
不動産関連銘柄は、日銀金融緩和などが発表されると、株価が上がりやすい。
金融緩和というのは、簡単に言うと、お金の価値を下げることになるので、相対的に不動産の価値が上がる。
国債などの債権の金利も下がるので、債権利回りも大きく下がる。
しかし不動産投資の利回りは、あまり変わらないものだから、相対的に不動産の方が有利になる。
金融緩和が始まると、数年は緩和が続くのが普通なので、不動産関連株は人気が続く。
そしてもう一つのバイオ関連銘柄は、新しい材料が出るたびに注目を集める。
特に決算発表前には、明るい材料が出ることが多く、株価も吹き上がる。
決算発表は、
- 1月下旬-2月上旬
- 4月下旬-5月中旬
- 7月下旬-8月上旬
- 10月下旬-11月上旬
ただしバイオボロ株企業は万年赤字で、決算発表はボロボロの事が多いから、あまりその後の株価上昇には、期待しにくいが。
バイオ関連株は、2月と10月に騰がる?
ボロ株や超低位株でも、不動産株や、バイオベンチャー株は、よく吹き上がる。
特にバイオベンチャーの場合は、四半期ごとの決算発表の前に、色んな好材料を出してくる事が多く、材料が出そうな銘柄を、いくつか押さえておくと、小遣いくらいは稼げる。
決算発表は、
- 1月下旬-2月上旬
- 4月下旬-5月中旬
- 7月下旬-8月上旬
- 10月下旬-11月上旬
この中でも特にバイオ関連株に注目が集まるのは、2月から3月、9月中旬から10月の時期だ。
特に10月の第一月曜日からは、ノーベル賞の発表があるので期待が高まり、バイオ株の株価がジワジワ上昇していることが多い。
また2月3月には、バイオ関連の学会が開かれることが多く、糖尿病や胃ガンや再生医療の学会発表がある。
これらの学会は、バイオベンチャーにとって、資金提供者を見つけるための重要なイベントだから、その前に、モノになりそうな研究成果を、事前に発表しておくという狙いもあるだろう。
10月11月もバイオジャパンなどのバイオフェアが開催されて、医療関係者が集まるイベントがあるため、事前に色んな発表が行われることが多く、バイオ関連株に注目が集まりやすい。
こういう定期的に行われるイベント前は、万年赤字垂れ流しのボロバイオ株でも、注目を集めて急騰したりするので、狙うのも良いかもしれない。