ツバメ工業の保有株は買い?売り?
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低位株投資、ボロ株投資をしていると、たまにツバメ工業という名前を目にすることがある。
低位株やボロ株を扱っていると、oakなどの中小の投資ファンドや三田証券などの名前もよく耳にするが、ツバメ工業って何?。
ツバメ工業という名前から、投資会社じゃないとは思うのだが、何をやっている会社?。
と言うことで少し調べて見たら、ツバメ工業は、四国の愛媛県四国中央市にある会社だ。
主な業務内容は、封筒や半紙や障子紙などを製造販売しているらしいが、株式投資も行っている。
そのため、たまに「大量保有報告書」が提出されて、掲示板がざわつく。
株式の保有目的は「純投資」となっており、特に保有銘柄の企業と業務提携を行っているわけではない。
また保有割合も5%前後で、投資先企業の経営に口を出すというわけでも無い。
それでも、50万株とか100万株くらいの株を持っているので、無視しにくい。
というのも株価が上がるとどこかのタイミングで、それが売りに出てくることを警戒しないといけないからだ。
しかもツバメ工業の保有銘柄が、年に数回話題になる程度の閑散銘柄が多い。
2019年2月下旬には、GFA(8783)だとか、nuts(7612)、トレイダーズ(8704)、エス・サイエンス(5721)などの銘柄を5%以上、保有していることになっている。
これらの銘柄は、低位株やボロ株投資している人にはよく知られた銘柄だけど、年に1回か2回、忘れた頃に、ちょっと噴く程度の人気しか無いから、謎の保有銘柄だ。
しかし時価総額100億円前後の銘柄の5%だと、5億円分くらいの株数になるので、無視できない。
もともと一日の売買代金が1億円もない銘柄が、多少人気化したとしても、50万株とか100万株が売りに出されたら、ドーンと株価が押しさげられて、せっかくの人気化に冷や水を浴びせかねないし。
もちろんこの企業が、低位株やボロ株だけに投資しているとは思えないので、無理矢理に益出しで保有株を投げてくる事は考えにくい。
が、株価が上がると、数十万株が出てくるというのは、頭に置いておいた方が良いかも知れない。
Nuts (7612)、日足チャートの例
※ヤフーファイナンスより
大量保有報告書が出たnuts、株価が上がって来てるね。